古座川の樹木医

樹木医認定制度は林野庁の国庫補助事業として始まった資格認定制度であり、樹木医の役割は、街路樹や天然記念物等文化財の保全・診断・治療を行うための資格です。

樹木の生理・生態を理解し、調査、設計監理、維持管理業務に精通し、診断および治療を通じて落枝や倒木などによる人的、物損被害の抑制や、後継樹の保護育成ならびに樹木の保護・育成に関する知識の普及及び指導を行う専門家です。

樹木医の価値

横浜で事業を営んでいたころは、緑化樹木の維持管理や街路樹診断、文化財の維持管理などを中心に忙しい毎日を送っていました。毎日現場に出ては忙しい日々を過ごしていました。

都市に住む人々は、庭や公園などの限られた環境の中で植物から安らぎなどの恩恵を受け、それを大切に守っていこうという意思を持ち、樹木医や造園業者の力を借りながら計画的に維持管理していこうという考え方がありました。

旧細川邸シイノキ(東京都港区)

しかし古座川に来てからは、ほとんど自分自身の経済的な価値を感じられることがなくなりました。樹木医として定期的に管理を行っているのは熊野那智大社の文化財くらいのもので、緑化樹木の維持作業などを頼まれることもほとんどありません。この地域で必要とされていないということは、ひとつの事実なのだろうと感じています。そしてそれが、この地域に植木屋も樹木医も存在しなかった理由を示しているのだと思います。

樹木医の新しい役割

【あがらの桜をまもるんや!】クマノザクラの桜守

僕は、この地域で自分自身が存在することの意味を見出そうとしました。その結果行きついた僕なりの答えが、

「地域の生態系の多様性をまもり、繋ぐ」

「地域の文化の多様性をまもり、繋ぐ」

という二つの目標です。

私たちの活動は、植樹の本数や植栽の面積、イベントの集客数を競うものではありません。

経済を優先するのではなく、正しいプロセスを歩みながら地域の生態系と文化の多様性をまもり、次の世代へと繋いでいくということを第一の目的としています。

そのため公益性の高い事業を行っているにもかかわらず、補助金の枠組みに収まることができません。

自己資金による活動を余儀なくされていますが、これからも信念をもって活動を続けていきます。ぜひみなさんの力を貸してください。

保存植物

保存植物

すでにクローンなどによる保存が完了し、安定した増殖の準備が整った植物の情報はこちらです。

セレッソ大阪 桜スタジアム

セレッソ大阪 桜スタジアム

セレッソ大阪の本拠地である桜スタジアムでの活動を紹介しています。

ジーンファーム

ジーンファーム

樹木医甚兵衛の活動拠点となるジーンファーム(小森川保存林)に関する情報です。

小森川サクラ祭り

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毎年春分の日に小森川集落で開催している小森川サクラ祭りに関する情報です。

神玉神社 鯛釣り祭り

神玉神社 鯛釣り祭り

毎年12月5日に開催されている神玉神社鯛釣り祭りに関する情報です。

クマノザクラとクマノビト 書籍販売

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