自然保護

樹木医

【和歌山県環境学習アドバイザー】2023.5.30~かめやの日~

2023年5月30日に、田辺市中辺路町近露にある「かめや」さんにて講演を行ってきました。かめやさんは、普段は「小鳥の樹」というハンバーグが名物の洋食のレストランです。営業日には熊野古道を訪れる観光客や近所の人たちでにぎわっています。 この日...
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【iPhoneで生き物の名前を調べる】古座川の樹木医甚兵衛

iPhoneにもともと入っている「写真」アプリから、簡単に生物の名前を調べることができる機能が最近追加されたようです。SNSで取り上げたら、やっぱりごく最近追加された機能のようで、みんな知らなかったので、使い方を簡単に解説してみます。 実用...
樹木医

【クマノザクラの植栽】古座川の樹木医甚兵衛

2018年の報告から少しの時間が流れ、多くの人々がクマノザクラを利用しようと躍起になっています。一緒に調査をしていた人たちは、地域振興という正義を盾に、見せかけの自然保護を武器にして大衆を誘導しています。名誉や正義は、ある生物種の歴史的背景...
樹木医

【オオシマザクラの大きな脅威】古座川の樹木医

オオシマザクラは本来分布域とされている地域以外でも、多くの場所で植栽されています。以前に僕は【‘河津桜’に潜む危険】というタイトルのブログを書きました。その中では、外来のサクラが自生のサクラに対して与える悪影響について説明しています。サクラ...
樹木医

【‘河津桜’に潜む危険】古座川の樹木医甚兵衛

河津桜は早咲きであることが知られ、全国的に緑化樹種として重宝されています。観光資源としてPRしている地域も多いのが現状ですが、クマノザクラが分布する地域にとって、‘河津桜’を活用していくことはかなり大きなリスクを伴うと僕は考えています。ヒト...
クマノザクラ

【クマノザクラの開花】古座川の樹木医甚兵衛

暖かさと共に、クマノザクラの薄い芽鱗が少しづつ開いていきます。 ‘染井吉野’では開花までの変化がある程度段階的に観察できるものですが、クマノザクラは開花の直前に加速度的に花芽が開いていきます。劇的に開花が進む様子をじっくりと観察していると、...
自然

【奈良公園のシカ】古座川の樹木医

古くから神様の遣いとされて大切に保護されてきた奈良公園のシカが、紀伊半島に生息する他のシカとは異なっているという研究結果が、福島大学の教授や奈良教育大学などの研究チームから発表されました。 この結果が当事者であるシカにとって幸か不幸かという...
樹木医

【あなたにとって】古座川町の樹木医甚兵衛

生命の価値 あなたのすぐそばいる家族は、あなたにとってかけがえのない世界に唯一の存在なのではないでしょうか? ヒトという同種の別個体で置き換えることなど、決してできないはずです。 あなたとあなたの古くからの友人との間には、他の誰かでは満たさ...
樹木医

【言葉の力】古座川町の樹木医甚兵衛

インターネットなどの通信技術が発達し、私たちはいくらかの利便性を得ることになりました。しかしその反面、言語情報は著しく衰退していることを感じます。一瞬にして膨大な容量の保情報をやり取りできるようになった結果、写真や動画などを用いた方法が情報...
樹木医

【森林を守る?】古座川町の樹木医甚兵衛

森林を守るという言葉の意味が履き違えられていると感じています。 災害を防ぐことは、人間の経済や生活、生命を守ることであって、森林を守ることとは本質的に異なるのではないでしょうか? 山は本来崩れるものであって、それを防ごうとするのはヒトの都合...